私たちの身の回りのいろいろな物質は原子から出来ています。
その原子が構成して分子となり、物質を構成します。
原子の中心に原子核というのがあって、そこには+の電子と中性子が存在します。その核の周りをクルクル高速で周りながら存在するのが−の電子です。
この周りの電子がはじき出されて+イオンが1個余った状態の原子又は分子を
「+イオン」といい、反対に−の電子が余分にくっついた状態を「−イオン」といいます。
空気中には水分子のほかにも水素分子、窒素原子など多種多様な分子が存在しますが、これらの分子は電子をはじき出したり、くっついたりしにくい状態になっていますが、水分子はイオン化しやすい分子なのです!
私たちがよく言う「プラスイオン」「マイナスイオン」は主に水分子がイオン化したものを言います。
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マイナスイオンはどうやってできるの? |
マイナスイオンが出来る要因には色々ありますが、1例をあげますと・・・
太陽の光にはいろいろな光の波が混ざっています。(波長が違う光ですね)
そして、その中に遠赤外線があり、さらにその中でも6.27μmの波長のものは
水分子を共振させる波長なのです。
この共振によって電子がはじき出され別の水分子にくっついてマイナスイオンを作ります。 |
なぜマイナスイオンは体にいいって言われてるの? |
マイナスイオンが発生すると同じだけ+のイオンも発生しています。
そして、ハウスダストをはじめとする人間にとって有害な物質は総て+イオンを
帯びているのです。(ウィルス・タバコの煙・花粉・化学物質など。)
人の体は弱アルカリ性が良いといわれています。アルカリイオン水を飲むと体に良いなんて聞きますね。
物質中の水素イオン(+)濃度が酸性、アルカリ性を決定しています。
人の体は皮膚や消化器官は弱酸性がよく、体内の細胞はアルカリ性が良いと言われています。風邪や二日酔いで調子の悪い時は体は酸性になっているのです。よく寝ても疲れる人、イライラしやすい人、集中力が続かない人は酸性体質が多いといわれています。
ここで、呼吸によって体内にマイナスイオンを取り込み、+イオンを付帯した水素イオンに−の電子を与えただの水素原子(中性)に戻して、水素イオンが減少し、結果弱アルカリ性にしてくれるのです。
血液の流れを良くし、細胞を活性化し、免疫力を高め、自律神経を調整し、
老化も防ぐ。 |
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マイナスイオンはどこに多く存在しているの? |
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−イオンは水から発生し易いため、水の豊富で原子に衝撃がおきやすい場所に多く存在します。森の中には木々が生い茂り下の土や葉は水分をたくさん含んでいます。木々は風などによって常に揺れ動いています。また、空気が綺麗ということで、+イオンの数が少ないので−イオンを享受できやすくなっています。
滝、ここにもまたたくさんの水と流れが存在して、衝撃によってマイナスイオンがたくさん
存在します。反対に都会は+のイオンがたくさん存在しています。 |
空気の綺麗な所 |
マイナスイオン多 |
プラス
マイナス |
約50個/cm3
約2500個/cm3 |
大自然 |
空気の汚い所 |
プラスイオンが多 |
プラス
マイナス |
約1200個/cm3
約80個/cm3 |
都会 |
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